泥酔オフ in 横浜(2日目)

in カレーミュージアム

傍から見れば「一体何の集団だ?」と思われるような、年齢層もバラバラの男女12人。日も昇りかけの明け方から、アイスを片手に街中をぞろぞろと歩く。「横濱カレーミュージアム*1」のオープン時間11時までどうしようかとなり、決まったのが漫喫での仮眠。残念ながらまたここで1人挨拶も出来ないままにお別れに。
カレーミュージアムは、以前池袋で連れて行ってもらった「ナンジャタウン」のアイスやシュークリームがカレーに変わったようなものに感じた。カレーは美味いし、美味い地ビールは飲めるしと楽しかったのだが、カレーのカクテルはちょっと個人的(?)には合わなかった。カレーかき氷は「美味い」とまでは行かないまでも、前々から聞いていて想像していたものほどではなく、食べられないほどのものではないが、やはりイメージ的な問題でパクパク食べる気にはなれなかった。とにかく1つ言えることは、当分の間は「カレー」と名の付くものはいらないかな、と。そしてまたここで九州に帰る女性が1人お別れ、残りは10人に。
次の目的地は「八景島シーパラダイス*2」。水族館組6人と遊園地組4人に別れての行動。後々考えると遊園地組4人は、1人は今関東地区に住んではいるものの、出身を考えると皆尾張三河近辺人、そして水族館組は女性(女王様)1人に男性5人(奴隷)の逆ハーレム状態だったわけで。
ウォーターシュートの船頭さんを「撲殺」するという暴言を吐く女性を先頭に、アトラクションを回る。海に飛び出る形という面白い点はあるものの、高低差が少なく若干物足りなさを感じるサーフコースターに乗り、カレー等々の問題で気持ち悪いからという理由で2人棄権、2人で乗ったバイキングはナガシマスパーランドのバイキングと比べてスケールが小さかったため、周りが絶叫する中、何事も無いような感じで止まるまでの間の平常会話。そしてメインに考えていたブルーフォール。高さ107メートルから時速125キロで落下する爽快感・・・ではなく、1回目は予想以上の高さに「普通に降りたい」という恐怖感に襲われたものの、終わった後の気持ちよさが癖になり、2回目3回目と乗車。最初に乗った2号機が「フェイント・ドロップ」とかいう落下直後に一旦減速してまた落ちるという機で、それが気に入らなかったため次から2号機に案内されると「他の機が良いですから」と係員に伝えたり、昇った時の景色の関係から希望の機に乗れないことが分かると後ろの人たちに順番を譲り、次の回に希望の機に乗るという「通」っぷりを発揮するほどにまで、馬鹿みたいに同じものばかりに乗っていた。そして何より面白かったのは、水族館組にいた普段何をするにもおどけて見せているある1人を、余裕そうだったので乗せてみた時に見せたあの怯えっぷりだった。
その後、北海道に帰る1人を羽田空港まで見送りに行き、いよいよ今オフ会も終盤。残る遠距離参戦者は静岡人1人に尾張三河近辺人3人。品川から新幹線に乗ることを決め、品川駅近 くのロイヤル・ホストで最後の食事。若干のもめごとががあったが、それはそれで最後の最後のネタになったわけで。被害者にとってはそんなネタにもしたくないだろうけれど・・・。
駅内で最終的な解散。「お疲れさま」を言い、それぞれの方面のホームへ。名古屋組3人、うち女性2人がどうも寝そうな雰囲気だったため、眠気の無かった自分は本でも読んで行こうかと思っていたが、ちょっとした会話からそれが広がり、結果的には名古屋まで誰ひとり寝ることも無く到着。新幹線内で話していたのは、「ネトゲ」で集まったオフ会というとなんとなく「オタク」っぽい雰囲気も感じそうなものの、このメンバーにはそんなものが一切無いとても良い雰囲気なのは何故か、というもの。それは多分、「廃人」といわれる領域にドップリはまっていってしまっている人がいないことと、こういった集まりでありながら、たまには出るもののほとんどといって良いほどにゲームの話題が出ない、普通の会話であることにあるのではないか。周りから見ればどうなのかは分からないけれども、少なくとも自分たちの中では「イイ集団」なのかな、と。ネットゲームにはまるとろくな人間にならないとか言われるし、他に理由がありはするものの、そういった点から自分でもそれが怖いというのも少しあって疎遠気味になりつつあるけれど、こんな関係が続くのならばやっぱりネトゲも悪くないな、と思った。ゲームとしてではなく、仮想世界ではあるものの、それぞれの「姿」「動き」が見える「チャット」としてだけでも楽しめることだし。
名古屋駅で最後のお別れをし、1人になった。嵐のように過ぎ去った時間。睡眠時間もごくわずか、年齢的にも「若い」と言えない歳になりつつあるだけに体力的に辛いこともあったけれど、すごく楽しい2日間だった。参戦してホント良かったと思う。
mixiなどと違ってどんな人でも閲覧することの出来るところに書いている為、個人名表記は避けました。