憧れの先輩

凄く懐かしい人の夢を見た。なんらかの形で、中学校時代のカヌー部員が集まっていた。その中には当時密かに憧れていたK先輩の姿も。
まだ出来たばかりだった部の為、1年生23人という人数に対して、2年生は3人、3年生は2人という、とてもアンバランスな分布だった。部内では他の部では考えられないほどに上下関係が無く、もめ事が全く無かったとは言わないが、基本的には男女間もみんな仲が良く、部活以外でもよく集まって遊んだものだった。
俺がB'z好きになった最大の理由はこの先輩。K先輩は当時B'zが好きで、一度一緒にカラオケに行ったとき聴いた、その先輩の唄った「FIREBALL」は今でもはっきり覚えている程上手かった。俺は確か、その頃からB'zを聴くようになったのだと思う。
大学の時、とあるサイトで偶然その先輩のメールアドレスを知り、メールを送ったことがある。覚えていてくれているかも分からない為、反応があるなんてことはあまり期待もしていなかったのだが、それに反して2,3日後という結構早い反応があった。「今、名古屋に住んでます」とか「今何してるの?」とか、何気ない内容だったけれど、それが凄くうれしかったのを覚えている。
残念なことに、そのメールのやり取りはそう長く続かなかった。一度、カヌー部総武10周年記念の集まりがあったのだけれども、K先輩の姿はそこには無かった。その後、どうしているのだろうか。
何故に突然あんな夢を見たのか。会いたいなぁ。会っても緊張して固まるだけだろうけど。